なぜルールが先か
結婚前はそれぞれ稼いだお金をそれぞれ使っていましたが、結婚後は家賃や生活費のように一緒に使うお金が出てきます。ここでルールなしに、その場にいる人が払うやり方を続けると、時間がたつにつれてどちらが多く負担しているかをめぐって不満がたまりがちです。お金の問題は金額よりも期待のずれが衝突の原因になります。ですから家計を合わせるときは、どの口座を使うかより先に、二人が当たり前だと思っていることをすり合わせることから始めます。この記事は一般的な情報であり、金融の助言ではありません。
結婚したら二人のお金をどう貯めてどう使うかを決める必要があります。口座の分け方、分担の基準、相談する支出の線引きをまとめました。
結婚前はそれぞれ稼いだお金をそれぞれ使っていましたが、結婚後は家賃や生活費のように一緒に使うお金が出てきます。ここでルールなしに、その場にいる人が払うやり方を続けると、時間がたつにつれてどちらが多く負担しているかをめぐって不満がたまりがちです。お金の問題は金額よりも期待のずれが衝突の原因になります。ですから家計を合わせるときは、どの口座を使うかより先に、二人が当たり前だと思っていることをすり合わせることから始めます。この記事は一般的な情報であり、金融の助言ではありません。
家計を合わせる前に、それぞれのお金の状況を隠さず話し合う場が必要です。とくにローンや分割払いのようにこれから返すお金は、結婚後の二人の計画に直接かかわるので必ず共有しましょう。話しにくい部分があっても、後で知られるより今話すほうが信頼を守れます。評価したり責めたりするのではなく、現状を一緒に見ることを目的にしてください。
夫婦のお金の管理方法は大きく三つに分けられます。すべての収入を一つの口座に集めて一緒に使う方式、共通の生活費口座を一つ置いてそれぞれ決めた分を入れ、残りは各自で管理する方式、最初から最後まで別々に管理して項目ごとに分けて払う方式です。全部まとめると全体が一目で見えますが個人の自由は減り、別々にすると自由は大きいものの一緒に貯める力が弱くなります。一部だけまとめる方式はその中間でよく使われますが、二人の性格と状況に合うものが正解です。
共通の生活費を一緒に出すなら、それぞれがいくら入れるかの基準が必要です。同じ額に分ける方法は単純ですが、収入差が大きいと片方の負担が重くなります。収入に比例して分ければ負担感はそろいますが、収入が変わるたびに計算し直す必要があります。どちらにしても、二人が公平だと感じられることが大切です。休職や転職などで状況が変わったら割合を決め直すと最初に約束しておけば、後で切り出しやすくなります。
共通口座から何を払うかの範囲を決めておかないと、個人的な支出まで混ざって争いの種になります。住まいの費用や一緒に食べる食費、公共料金のように二人で共有するものは共通で払い、それぞれの趣味や服、友人との集まりは個人の分にする夫婦が多いです。あいまいな項目は最初に出てきたときに一度決めておけば、同じ話を繰り返さずにすみます。
すべての支出を一つ一つ報告すると互いに疲れてしまい、基準がまったくないと大きな出費が突然明らかになって衝突します。そこで、一定の金額を超える支出は事前に相談するという基準線を二人で決めておくとよいでしょう。その線をどこに引くかは家庭の事情によって違うので、二人が楽だと感じる水準で決めます。逆に、それぞれが報告なしに自由に使える小遣いを決めておけば、ささいな買い物で気をつかうことが減ります。
ルールを決めても、毎月手で移していると忘れたり先延ばしにしたりしがちです。給料日の直後に共通口座と貯蓄口座へ決まった分が自動で振り替えられるようにしておけば、ルールは自然と守られます。思いがけない出費に備える予備のお金も、生活費とは別の場所に分けて貯めておくほうが安心です。共通口座の名義をだれにするか、一人に何かあったときにもう一人がどう確認できるかも前もって整理しておきましょう。金融商品の条件は各機関の公式の案内で確認してください。
家計のルールは一度決めたら終わりではなく、暮らしが変わるたびに書き直すものです。月に一度か三か月に一度ほど日を決めて、これまでの支出と貯蓄を一緒に振り返れば、問題が大きくなる前に調整できます。この場はだれが多く使ったかを責める時間ではなく、一緒に決めた目標にどれだけ近づいたかを確かめる時間にするとよいでしょう。大きな決定や複雑な資金計画が必要なら、信頼できる機関に相談してみてください。この記事は投資や資産運用に関する助言ではありません。
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